教員紹介参照<参照>

平成27年度 取組状況
所属 健康福祉学部 放射線学科
学部・コース等 健康福祉学部放射線学科
研究科・専攻等 人間健康科学研究科人間健康科学専攻放射線科学域
職 位 准教授
氏 名 大谷 浩樹

取組状況
教 育 「第1種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング 2nd edition」を発刊し、放射線取扱主任者受験者の教育に従事した。また、第一種放射線取扱主任者試験のための受験対策セミナーにて物理学を担当した。
首都大学東京荒川キャンパスの放射線業務従事者教育訓練にて放射線関係法規の講師を務めた。
研 究 汚染された土壌および放射性廃棄物に対し放射能濃度を低減させる研究を行い「放射能低減剤および放射能低減廃棄物の製造方法」として特許出願を行った。これは、低減率および効果の持続性と溶剤の作製方法に新規性と特許性があり、これを用いて放射能汚染土壌に対し試行したところ、約20%の低減率を維持した結果を得ているものである。
その他、学会発表として、国際放射線研究会にて放射線遮蔽石の有用性について発表し、国際医学物理・生体技術学会にて環境中のストロンチウム90によるベータ線を測定しそれによる制動放射の影響を抑える研究成果を発表した。
社会貢献 文部科学省審査員「放射線に関する教職員セミナー及び出前授業実施事業審査委員」、経済産業省 資源エネルギー庁「平成27年度原子力発電施設広聴・広報等事業(NPO等活動整備)」委員、環境省委託事業 原子力災害影響調査等事業(放射線による健康不安の軽減等に資する人材育成事業及び住民参加型プログラム等の実施並びに放射線による健康影響等に関する資料の改訂等)「統一的な基礎資料改訂検討委員会」委員として公的社会貢献を果たした。また、文部科学省委託事業「放射線に関する出前授業」の講師として初等教育中等教育に貢献し、その生徒の保護者に対しても放射線知識の周知を行った。