教員紹介参照<参照>

令和04年度 取組状況
所属 健康福祉学部 看護学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 教 授
氏 名 河原 加代子

取組状況
教 育 大学院教育は在宅専門看護師教育課程(26単位)の最終年度修了生の認定試験合格1名。2023年度にまとめる専門看護師(在宅分野)の報告書作成の準備を進めた。博士前期課程(論文コース)の科目内容を精選し、学生のニーズの高い経営管理・人材育成に関する講義・ゼミの教育環境を充実、発展させてきた。学部教育は新カリキュラムへのスムーズな移行を目指し、地域包括ケアシステム理解を目標に、システムの理解(2年次)、システム開発と評価(4年次)を中心に地域看護学の基本となる概念と対象、アプローチ方法を展開した。学生が主体的に取り組める演習方法として、反転学習、オンディマンドなど事前学習を充実させて授業を展開した。学生が興味をもって取り組める事例の演習方法を工夫した。新カリキュラム対応の「地域・在宅看護学」の教科書の編集と執筆を分担した。
研 究 災害要援護者のトリアージをテーマに継続して教材研究・教材開発に取り組んでいる。同時に、地域住民や在宅療養者を対象とした看護ケアの開発、検証の実験研究は2023年度を最終年として学会誌への掲載に取り組んだ。3つのケア「マッサージ法」「足浴法」の効果を自律神経変動解析を用いて実践フィールドにおいて評価した論文は掲載(4本)、査読中(2本)。COVID-19流行の影響を受けている都市部高齢者を対象に、社会的孤立と身体フレイルとの関連を質問紙調査を実施した結果について、国際学会の発表(2本)と英文論文投稿中(2本)である。
社会貢献 東京都訪問看護推進部会委員(2014年から2020年)2021年度から名称改め東京都在宅療養推進会議 在宅介護・医療協働推進部会委員(2014年から2023年)。東京都リハビリテーション協議会委員(現在継続)。全国看護系大学協議会専門看護師教育課程(在宅分科会)の委員長を務めた(2012年から)、2013年から委員として現在継続。年2回開催の東京摂食・嚥下研究会はコロナ感染予防のため中止となっているが、医療保健福祉専門職へのスキルアップ支援は再開していく予定である。