シラバス照会

<< 最終更新日:2019年04月01日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F3602
学期 通年 曜日
科目 英語圏文学史II 時限 4限
担当教員 吉田 朋正 単位数 4
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHF-202-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
越 朋彦 人文学科
吉田 朋正 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ ・前期は植民地時代から20世紀初頭までのアメリカ文学の歴史を概観する。後期は現代から中世までのイギリス文学の歴史を概観する。
・歴史的・文化的背景を視野に入れながら英米の小説、詩、演劇の大きな流れを把握することを目指す。
 
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・英米の各時代の主要な小説家、詩人、劇作家と彼らの作品に関する基礎的な知識を得ることが出来る。
・英米文学の代表的作品の抜粋を読むことにより、多様な英語の文章表現に習熟することが出来る。
授業計画・内容
授業方法
授業計画
前期:(担当:吉田)
第1回 イントロダクション
第2回 植民地時代1(ヨーロッパと「新大陸」)
第3回 植民地時代2(イングランドと「ピューリタン」)
第4回 独立革命期1(資本主義システムと「独立宣言」)
第5回 独立革命期2(トム・ペインと情報テクノロジー)
第6回 モンロー教書前後(大きな政府と小さな政府)
第7回 モンロー教書前後(南北戦争と金本位制)
第8回 アメリカン・ルネサンス(ホーソン、他)
第9回 アメリカン・ルネサンス(メルヴィル)
第10回 アメリカン・ルネサンス(ポー、他)
第11回 リアリズムと自然主義(ヨーロッパ自然主義とアメリカ)
第12回 リアリズムと自然主義(消費社会と新しい資本主義)
第13回 「アメリカの世紀」へ(第一次世界大戦とロスト・ジェネレーション)
第14回 「アメリカの世紀」へ(ヴェルサイユ体制と「戦前」文学)
第15回 試験とまとめ

後期:(担当:越)
第1回 20世紀後半の小説――クッツェー、ラシュディ、ナイポール、リース、アチェベ、レッシングほか 
第2回 20世紀後半の詩――L.K.ジョンソン、ヒーニー、ヒル、ヒューズ、ラーキン、トマス
第3回 20世紀前半の小説――ラウリー、ウォー、グリーン、オーウェル、ロレンス、ジョイス、ウルフ、フォースター
第4回 20世紀前半の詩――オーデン、T.S.エリオット、イェイツ、パウンド 
第5回 演劇(現代~王政復古期)
第6回 ヴィクトリア朝の小説(1)コンラッド、キップリング、トロロープ、ブロンテ姉妹、サッカレー
第7回 ヴィクトリア朝の小説(2)ディケンズ; ヴィクトリア朝の批評――ペイター、アーノルド、ラスキン、モリスほか
第8回 ヴィクトリア朝の詩――ブラウニング、テニソン、ロセッティ
第9回 ロマン派の詩――「ビッグ・シックス」、女性詩人たち
第10回 18世紀の詩――バーンズ、グレイ、ジョンソン、ポウプ; 18世紀の小説――スターン、フィールディング、リチャードソン、スウィフト、デフォー
第11回 17世紀の散文と詩―ーピープス、ドライデン、マーヴェル、ミルトン、ダン
第12回 シェイクスピアと同時代の劇作家たち
第13回 シェイクスピア; ルネサンス期――ベイコン、スペンサー、シドニー、モア
第14回 中世――チョーサー、アーサー王伝説、『ベオウルフ』
第15回 期末試験と総括
授業外学習 指定箇所を授業前に読んでおくこと。範囲についてはシラバスに沿うが、毎回の授業でも指定する。
テキスト・参考書等 テキスト
(前期)板橋好枝・髙田賢一編著『はじめて学ぶアメリカ文学史』ミネルヴァ書房
(後期)プリントを配布する。

参考書・参考資料等
(前期)Richard Ruland and Malcolm Bradbury, From Puritanism to Postmodernism: A History of American Literature (Penguin, 1992)
(後期)授業中に指示する。
成績評価方法 学生に対する評価
(前期)
試験(またはレポート)が80%。残りの20%は講義後提出のレスポンスシート内の質問やコメントに認められる積極性や授業内容に関する理解度による。
(後期)授業への貢献(30パーセント)と期末試験(70パーセント)によって成績評価を行う。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
前期(吉田担当):授業後の休み時間とKibacoにて対応します。
後期(越担当)オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受付しますので、事前にtkoshi(atmark)tmu.ac.jpまでメールし、アポイントメントをとってください。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考