授業方針・テーマ |
政治学をもっと学びたいと考える参加者とともに、最近出版された文献を読む。取り上げる文献は、日本の政治を題材としながら、政治学について広く学べるものを中心とする。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
近年の政治学の知見を学ぶとともに、日本政治についても理解を深めることが目標である。文献の読解能力や分析能力、またディスカッションやプレゼンテーション能力の向上も期待される。 |
授業計画・内容 授業方法 |
現在の政治学では、アプローチが多様化している。この理由は、政治の様々な側面を理解するために、多種多様な手法が用いられるためである。だからといって、異なるアプローチをとる政治学がそれぞれ独立して存在しているわけではない。政治学には共有された問題関心があり、重要な政治現象を語る際の共通した言葉遣いがある。その基盤の上に、多様なアプローチが存在している。
参加者には、現代日本政治についての最新の研究を読み、政治学についての理解を深めてもらう。方針としては、精読ではなく多読を重視し、報告とディスカッションを中心に運営する。担当教員は、原則として毎回、全員が出席する。 |
授業外学習 |
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テキスト・参考書等 |
以下の文献を読むことは決まっている。その他の文献については開講時に指定する。 外交に関する文献も取り上げる予定である。
川人貞史『議院内閣制』(東京大学出版会、2015年) 待鳥聡史『政党システムと政党組織』(東京大学出版会、2015年) 増山幹高『立法と権力分立』(東京大学出版会、2015年) 谷口将紀『政治とマスメディア』(東京大学出版会、2015年)
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成績評価方法 |
平常点と報告内容で評価する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
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特記事項 (他の授業科目との関連性) |
政治や政治学について、専門分野の垣根を越えて、ざっくばらんに議論する。まとまった量の著作物を読み、物事を考えることが好きな人であれば、誰でも歓迎する。とくに政治学やその近接分野の大学院への進学を希望する人は、積極的に参加して頂きたい。 |
備考 |
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